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2012.07.10.Tue.
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ロマンス小説の七日間

2005.07.31.Sun.10:36
category: 小説, auther: りんね
ロマンス小説の七日間
ロマンス小説の七日間
三浦 しをん

 海外ロマンス小説の翻訳家である主人公・あかりが、今回依頼された本の内容は中世騎士と女領主の恋物語だった。
 歯も浮きまくる翻訳に奮闘していると、半同棲中の恋人・神名が突然会社を辞めたと帰宅した。
 困惑するあかりは、ささくれ立つ気持ちを思わず小説の主人公たちにぶつけてしまう。
 原作を離れてどんどん創作されていくストーリーと、現実の恋とが互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開へと……。

 単純に面白かったです。
 二つの話が同時に読めるのも面白いけど、あかりの気持ちによって小説の恋人たちが散々な目に合わされているのが、可笑しいら可哀想やらで。でも本来のストーリーより人間味が増しているというか、ただのハッピーエンドで終わらなかったのは、個人的に好きな展開だったなと思いました。
 あかりのほうの恋もね、彼女の固定概念からくる迷いとかだったりするし、むしろ「いいじゃないか、あんな彼氏! いらないんなら、あたしにくれっ!」と言いたくなるくらい優しい男ですよ。
 いいなー、ご飯作ってくれる彼氏(そこに食いつくか……)。
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クラッシュ・ブレイズ《ヴェロニカの嵐》

2005.07.30.Sat.22:05
category: 小説, auther: りんね
4125009082クラッシュ・ブレイズ - ヴェロニカの嵐
茅田 砂胡
中央公論新社 2005-07-26

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 “クラブレ(こう略されてるらしい)”シリーズ第三弾です。
 今回は丸々一本のお話で、私は購入してからまずそれを確認しましたよ。「おお! 目次がない! 短編集じゃないわ」と。
 前回、3本のお話が入ってましたからね。別にそれが悪いわけじゃないんですが。サイドストーリーが読めるのも楽しいわけですし。でもでも一本をまるっと読んで「あー満足v」って気分を味わうのが何とも言えない快感だったりしますからね〜。
 あら、今二作目を開いてみたら目次ありませんわ。……失礼致しました。
 さてさて本編の感想を。
 内容を一文で書くと、『体験学習に向かったはずの金銀天使が、なぜか本格サバイバルを始めることになり、便利世界にどっぷり浸かっている子供たちを抱えて、すったもんだの末帰還した挙句、これまたなぜか訴えられて人間の主義主張に辟易させられる』という感じでしょうか?(無理矢理つなげてる;)
 いつも思うのだけど、この方の作品は常識と非常識の間を丁寧に描いていて、人間という複雑な思考を持った生命体をじっくり見つめているなぁと。思慮深くあれ、と言われている気がします。
 そうそう、リィがカッコイイのはいつものことなんだけど、今回はラストを読んでいて、「ルウがカッコイイ……!!」と初めて思いました。ルウが怒鳴ったのなんて初めてじゃないかしら?
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姑獲鳥の夏

2005.07.17.Sun.22:00
category: 小説, auther: りんね
姑獲鳥(うぶめ)の夏
姑獲鳥(うぶめ)の夏
京極 夏彦

 映画を見てきました。
 原作に忠実に描かれていたように思います。イメージを壊されなかったのでよかったかなと。堤真一さんがけっこう似合ってたんですよね、着流し。でもって声もよかった。
 原作は新書版が一番だと思ってこちらを貼ってみました。でもって部屋にはこの本だけがない……。友人に借りて読み始めた『京極堂』シリーズ。二冊目から自分で買いだしたもので、一冊目だったこれだけがないんだな。映画みたら読みたくなったので買わなきゃ。
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ハリー・ポッターと賢者の石

2005.07.13.Wed.15:00
category: 小説, auther: りんね
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
J.K. ローリング, J.K. Rowling, 松岡 佑子

 今更ですが、読後感想を。
 映画を観ていたおかげで情景の想像が容易にできたので、とても楽しく読めました。
 映画を観たときはハリーたち三人の子供の勇気と友情物語として、どちらかといえば凝った背景や小物などのセットや衣裳、魔法のCG効果やクイディチの迫力など、視覚的な要素で楽しんでたわけですが、文章で読んで初めてキャラクターの心理と物語のバックボーンがつかめた気がします。
 何せ一番好きなシーンが第一章なのですよ。
 ハリーの伯母夫婦の徹底した常識観念と、校長と副校長の会話での『例のあの人』の消滅とある一家の悲劇。残された子供ハリーの運命やいかに! というような、先へといざなう冒頭部分は読み手の気分を充分高揚させてくれます。
 この巻では物語全体の序章といった感じですので、大人が読むにはまだ物足りないかもしれません。でもこれからなんですよね。子供だけに読ませるには勿体無いと感じるのは。
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チェックメイト 前・後編

2005.07.11.Mon.14:43
category: 小説, auther: りんね

チェックメイト〈前編〉―ブラック・キャット〈4〉
チェックメイト〈前編〉
ブラック・キャット 4

新井 素子

チェックメイト〈後編〉 ブラックキャット 4
チェックメイト〈後編〉
ブラックキャット 4

新井 素子

 ひっさしぶりにこの方の本を読んだのですが、独特の文体になれるまで少々時間がかかりました。
 昔はさほど特異に感じなかったはずなのに、今回はもう何とも読みにくかった;
 一人称でならまだ許せる。というか有り得るんだけど、三人称であるのにその客観的視点が会話してるような(つまり実況中継)してるような文体なので、砕けすぎるうえにまどろっこしい。
 そう感じて仕方ないのは、自分が今、文章を書いているからでしょうね。思わず変換して読んでたりするし;
 お話の筋道はものすごく単純なのに、わざとこんがらがるような書き方をしているんですよね。それが面白いのかもしれないけど……。
 さて、内容はというと、『ブラックキャット』という泥棒一味のシリーズ第四作目にして完結編なわけですが、ひと言で書くと、"この泥棒をするきっかけとなった要因と決着をつける"というお話なのです。
 文体や、あってもなくてもよさそうなエピソードとかはさておいて、主役たち三人のキャラクターと彼らの互いを想い合う気持ちが、こそばゆいながらもほのぼのしてて、ホロリとさせられたり思わず笑ったりと、結局は楽しく読めました。
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